インター カジノ ライブk8 カジノ第4部 それは“スタンド能力”を持った携帯電話――ようこそ……ジョジョスマホの世界へ仮想通貨カジノパチンコ溝の口 エスパス 抽選
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パチンコ よく 当たる 台 NTTドコモ プロモーション部 第2制作担当の岡野令氏、プロダクト部 第二商品企画担当の許潤玉(ほうゆの)氏、クレジット事業部 DCMX技術担当の鹿島(かじま)大悟氏に話を聞いた、ジョジョスマホこと「L-06D JOJO」開発の舞台裏。第4部からは具体的なコンテンツに関する話を聞いていく。今回は壁紙、ウィジェット、F-MEGAなどに焦点を当てた。
→第1部 「納得」は全てに優先する!――“奇跡”から始まったジョジョスマホ→第2部 iPhoneとは違う「スゴ味」があるッ!――ジョジョスマホがLG製の理由→第3部 「増産は絶対にできない」けどプロモーション、容赦せん!――ジョジョスマホの伝え方
―― ジョジョスマホを開発するにあたって、鹿島さんが出されたアイデアのうち、どれくらいが採用されたのでしょうか?
鹿島氏 全体の7割くらいですね。ウィジェット1つを取っても、もっと多機能にしたいものがたくさんありました。
―― 相当なコンテンツ案があったようですね。
許氏 全体のバランスもありますが、何もかも採用すると、いつまでたっても発売できないので……(苦笑)。
鹿島氏 打ち合わせをしても、だいたい許のところでピシャッと止められることが多かったですね(笑)。
岡野氏 許は一番客観的な判断をしてくれるんですよ。僕らはファンの気持ちになって盛り上げてしまうけど、最後には全然関係ない話をしていたり。それを許が冷静に判断してくれました。
鹿島氏 「そのアプリ1回しか使わないよね?」とか。
許氏 メインどころを押さえて、細かいところを遊べる範囲で追加してという感じですね。細かいところであまりにもこだわると、そこに負荷がかかってほかの作業ができなかったりもするので、全体のバランスを見ながら決めていきました。
鹿島氏 岡野が最初のコンセプトを考え、僕がそれをより具体的に書く作業をして、最後に許がブラッシュアップして調整していきました。自分から「やらせてください」と言ったので、スケジュールはかなりタイトでしたけど(苦笑)。
岡野氏 金曜日にこちらから鹿島へメールを送って指示を出す、“鹿島君の今週末の宿題”というものがありました。
鹿島氏 後半は、逆に「今週は宿題ありませんか?」と自分で聞いていましたね。「月曜までにやることはありませんか?」と。
岡野氏 だんだんドMになってきたよね(笑)。
許氏 最初は「頼むの悪いかな?」と思っていたので、あまり頼まないつもりだったんですけど、逆に「次に何をやるのか教えて」という連絡が多かったので。
鹿島氏 僕は商品開発ではないので、どこから着手していいのかが分からなかったんですよ。順番付けの指示を出してもらいたかったんです。ジョジョ語の辞書作成やきせかえのテーマはけっこう早くから取りかかりましたね。
許氏 コンテンツを作る前にリスト化をする作業はけっこう早かったです。絵文字に何を入れるか、きせかえのアイコンをどれにするかは、作る前にある程度決めておかないといけないのですが、最初のボリュームがすごかった。
鹿島氏 (アイデアを考えている間は)人生充実してましたよ!
―― まさにリア充ですね。
許氏 何もないというと「困るんだよ」という返事が来たくらいでした(笑)。
―― でも、趣味を仕事にすると逆に苦痛を感じる人もいると思いますが。
鹿島氏 全然苦痛じゃなかったですよ。毎シーズンジョジョスマホを出していいと言われたら、全然やりますよ。そんなことないですけど(笑)。
―― まさに愛ですね。
鹿島氏 こう言うとアホじゃんと言われますけど、ホル・ホースがメギャンと銃を出すようなこと(※第3部の敵キャラ、ホル・ホースが銃型のスタンド「皇帝(エンペラー)」を発現させたときの効果音)をケータイでやりたいと思ってドコモに入っていますから。ああいう時代が来るんじゃないかと思って。そういう勢いの人です。
岡野氏 鹿島がすごいのが、立候補したときに見せてくれた添付資料。DCMXのプロモーション案として以前彼が勝手に考えたものなんですが、「DCMXを使ってもらうためにジョジョ立ちでかざそう!」というポスターを、実際にジョジョイラストを使って考えていたんですよ。
鹿島氏 集英社さんにも持っていきました。「現金? だが断る」みたいな。で、実際断られちゃった、みたいな(笑)。
岡野氏 でもこれが送られてきて、これは相当アホだなと思って。
―― イラストのキャラにおサイフケータイを持たせているわけですね。これはすごい。
鹿島氏 もともと技術担当なので、DCMXの部署でもプロモーション担当ではなかったんですよ。その時点から関係なかったんですが、周りを巻き込ませてもらって。
―― 何かしら関われそうなところに行こうと。
鹿島 そうですね。「予算が余ったから」と言われたので、「じゃあこれ!」と。そんな勢いでした。でも本当に予算がちょっとしかなかったというのが敗因かもしれませんね(苦笑)。
―― アイデアはどのような切り口で考えたんですか?
鹿島氏 普段から思っている妄想もあるんですけど、自分の持っている最新のスマートフォンを参考にして使えるものを考えました。ある程度、実用的なものじゃないとダメ。デザインだけではダメ。電卓や天気予報は、スマホに慣れていない方でも使いやすい機能なんじゃないかなと。メディアプレーヤーや画像加工などジャンルから決めていますが、考え方は携帯電話主体ではなく、スタンド能力主体なんですよ。それ(スタンド)をスマホに搭載したときに、どんな機能がいいかを考えました。
―― スタンドを切り口にして実用的かどうかを考えたと。
鹿島氏 ええ。スタンドは“人ができないこと”をやってくれるところがありますからね。
―― ウェザー・リポートの天気予報なんかは、その最たるものですよね。
鹿島氏 そうですね。ウィジェットのデザインはスタンドなんですよ。別に人物でもよかったと思うんですけど。時計ウィジェットも(ジャンプコミックス45巻の表紙で描かれている)川尻親子のイラストがいいかなと思った時期もありました。
―― 実際の時計ウィジェットはどんなデザインになったんですか?
鹿島氏 「ムーディ・ブルース」(※第5部の登場人物、アバッキオのスタンド。対象物や場所の時間を巻き戻したり早送りしたりする能力を持つ)です。ワールドクロックは(第3部の敵、DIOの)「世界(ザ・ワールド)」です。
―― スタンドのデザインはスマホの画面に合うというのもあるのでしょうか。
鹿島氏 そういうところもあるかもしれないですね。あと、キャラクターはどちらかというと壁紙の方が映えるのかなと。